米

2015年の春から新潟県十日町市に引っ越し、一年の研修を経て無農薬の米作りをしています。

現在主流で流通しているコシヒカリBL種(F1種)ではないコシヒカリの在来種(固定種)で、手植え手刈り天日干しのお米です。農薬を使わないので田んぼには色々な生き物がいて、そうした自然の営みを観察するのも楽しみのひとつです。

出荷時期目安:10月下旬~11月あたま

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食の安全が叫ばれる昨今ですが、いくら企業に「安全に気をつけろ!」と言ったところで企業が言うことを聞いてくれなければ、結局は売られているものを買うしかない。そういう状況がどうにも情けなくて、ずいぶん前から田舎に引っ越して、自分の食べるものはなるべく自分で作れるようになりたいと思っていました。

体力を使いますが、自然を感じながらの野良仕事は気持ちが良いです。

TPPがついに発効しました。今までなかった遺伝子組換え作物が大量に入ってくるかもしれませんし、表示もされなくなる可能性があります。輸入作物だけでなく、国内でも遺伝子組み換え作物が広がっていく懸念があります。

今の野菜はF1と呼ばれる一代限りの野菜が主流です。実がなっても、そこから種を取れないので、永遠に種苗会社から種を買い続けなければなりません。当然遺伝子組み換え作物も同様です。

どうしてF1野菜が作られるようになったのかというと、F1だと揃いがよくて収量も多く品質も安定しているからです。同じ形に揃っていると1個いくらと値段をつけて売りやすい。しかも消費者も形のいいものを好みます。

遺伝子組み換え作物とは農薬に耐性があるように遺伝子操作をした作物です。つまり製造元は農薬会社です。代表的な企業はモンサント社。農薬とセットで種を販売するというビジネスモデルがすでに確立しています。

あきらかに農家の人口は減っています。少ない人数で大きな農地をカバーするためには、農薬や機械を使うのは当然です。なるべく楽をしたいので、農家としてもF1や遺伝子組み換え作物は魅力的なのもわかります。安全だと言われて法律的にもOKなら、一体何が問題なのだ、となるでしょう。

しかしそうなると消費者側としては不安です。でも自分で作っているわけではないので文句は言えません。文句は言えても最終的には折れるしかありません。結果としてお金さえあれば高くても有機野菜を毎日買えるわけですから、結局世の中は金が全てということになってしまいそうです。

最近もはや何が正しいのかよくわからなくなってきましたが、消費者が消費者であることをやめて、家庭菜園レベルでもいいから生産者にもなってみる人が増えると、また世の中変わってくるのかもしれません。

しかし世の中を変えるというよりは、小さく新しい世界を作る方が実は早いような気もします。今後は野菜の勉強ももっとしていかなくてはと思っています。

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